ダイナミックなヒギンボッサム。秋からトップリーグでプレーする（撮影：YASU TAKAHASHI）
トップリーグチームのNECグリーンロケッツに、オーストラリア代表のNO8スコット・ヒギンボッサム（28歳）が加入することが明らかになった。メルボルン・レベルズの主将でもあるヒギンボッサムは力強いボールキャリアーとして知られ、スーパーラグビーではこれまで、FWとしてはトップクラスの通算28トライを記録している。身長195センチ、体重107キロの肉体でフィジカルバトルにも強く、オーストラリア代表では31キャップを重ねてきた。今秋のワールドカップ出場も有力視される、現役バリバリのワラビーだ。
そのほか、昨季は釜石シーウェイブスに所属していた元オーストラリア代表のCTBサム・ノートンナイトと、U20ニュージーランド代表の経歴を持つLOニック・ロス（ワイカト）を獲得。
国内選手では、日本代表を経験している筑波大出身のWTB竹中祥、セブンズ日本代表での活躍も期待されるFL大石力也（山梨学院大主将）、元U20セブンズ日本代表のWTB宮島裕之（同志社大）、流通経済大で活躍したSH木村友憲もグリーンロケッツの新戦力となる。