ラグビーリパブリック

W杯へ向けジャパンの宮崎合宿始まる 初日はドローンも登場!

2015.04.07

Miyazaki Airport

宮崎空港で歓迎を受けたラグビー日本代表。
あいさつをする主将代行の畠山健介(撮影:長岡洋幸)

 今秋、イングランドで開催されるワールドカップに出場する日本代表が4月6日、宮崎で始動した。
 ミーティングで始まった初日の練習は、グラウンドに出た時間は1時間と短め。エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(HC)は「今日はまだみんなの身体は眠ってる状態。これから2〜3日で叩き起こします」と例年通りのハードワークを宣言した。
 日本代表はこれから9月のワールドカップまで、150日近くをチームとして一緒に過ごす。これまでにない長い拘束期間となるが、ジョーンズHCは「何かを犠牲にしなければ目標は達成できない。もし不満のある選手がいたら、すぐに(合宿を)出ていってもらう」と、チームとしての規律も高めていく考えだ。

 初日のグラウンドにはドローン(空中撮影可能な小型の無人飛行機)が登場。上から選手たちの動きを撮影した。これはボールから離れた選手たちの動きをより明確に把握するために導入したもの。以前、アシスタントコーチを務めていたスコット・ワイズマンテル氏(現在フランス1部リーグに属するリヨンのコーチ)から聞いたという。
「フランスにいるワイジー(ワイズマンテル)から映像を送ってもらって、これは素晴らしいと取り入れました」。これから日本代表が練習するグラウンドでは日常的な風景になりそうだ。

 また、この日、スーパーラグビー(チーフス)挑戦で不在となっているリーチ マイケルのキャプテン代行として畠山健介が任命された。バイスキャプテンとして伊藤鐘史、ホラニ 龍コリニアシ、五郎丸歩がサポートする。

(文:森本優子)

いよいよワールドカップモード。宮崎合宿初日の様子(撮影:長岡洋幸)

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