豊田真人(左)と吉田大樹(撮影:BBM)
トップリーグチームの東芝ブレイブルーパスは31日、かつて主将を務めた元日本代表のNO8豊田真人(30歳)や、現セブンズ日本代表の吉田大樹(33歳)ら7選手の退部を発表した。元オーストラリア代表のWTBクーパー・ブーナも2年でチームを去り、PRエストレラ大輔、LO雨宮俊介、LOイ・グァンムン、WTB茅野龍功も2014年度をもって勇退。さらに、釜澤晋ゼネラルスタッフ、ジョセフ・バラカットFWコーチ、阿部達哉通訳の退任も明らかとなった。
吉田大樹は7人制ラグビーを継続するが、東芝を退社し、教員としての道に進む予定。豊田を含む日本人選手は引退となり、社業に専念する。
2009-2010シーズン以来のタイトル奪還に燃えるブレイブルーパスは同日、2015年度の新加入選手7名も発表。
帝京大の大学選手権6連覇に大きく貢献し、昨年、日本代表に選出されたLO小瀧尚弘や、7人制日本代表の経歴を持つ筑波大出身のNO8山本浩輝、元ジュニア・ジャパンのFL徳永祥尭(関西学院大出身)といった大学ラグビー界のスターだった選手が新戦力となる。さらに、関西学院大の副将を務めた元U20日本代表のPR金寛泰、摂南大出身の俊足WTB松岡久善、フランス人のWTBニコラス・クラスカも加入し、昨年から練習生としてブレイブルーパスに参加していた元ハンマー投げ大学王者のPR知念雄もトップリーグでの活躍を目指す。