(Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)
4月4日と5日に秩父宮ラグビー場で開催される「東京セブンズ」(HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015・第7ラウンド)のプール分けが決まった。
瀬川智広ヘッドコーチ率いる男子7人制日本代表は、香港セブンズでも戦ったアルゼンチン(現ランキング6位)、フランス(同10位)とまた一緒のプールに入り、香港で開幕ラウンド以来の4強入りを果たしたサモア(同9位)も同組で競う。
香港セブンズで優勝して勢いがあるフィジーは、イングランド、ウェールズ、そして招待チーム枠の香港代表と同じプールAに入った。
シリーズ5連覇を目指すニュージーランドは、オーストラリア、スコットランド、ポルトガルとプールBで戦う。ポルトガルは香港セブンズでニュージーランドと24-24の歴史的ドローを演じており、東京での再戦で金星獲得に燃える。
プールCはアフリカと北米のライバル同士がともに入って火花を散らすことになった。現総合ランキング1位の南アフリカを中心に、ケニア、アメリカ、カナダが8強入りをかけてぶつかる。
今季ワールドシリーズ(全9ラウンド)で4位以上に入れば2016年オリンピックの出場権を得られるため、当落チームが出てくる可能性がある東京セブンズは白熱すること間違いない(現在7ポイントで15位の日本は、ワールドシリーズでの五輪出場権獲得はなくなり、アジア予選または世界最終予選で切符獲得を目指す)。
また、シリーズ終了時点でコアメンバー中最下位となったチームは降格となって来季ワールドシリーズには常時参加できなくなるため、現在最下位の日本は東京セブンズで最低でもトップ8入りしたいところだ。
<東京セブンズ 2015 プール分け>
【プールA】 フィジー、イングランド、ウェールズ、香港
【プールB】 ニュージーランド、オーストラリア、スコットランド、ポルトガル
【プールC】 南アフリカ、アメリカ、カナダ、ケニア
【プールD】 サモア、アルゼンチン、フランス、日本
※ 数字は獲得ポイント。
※ 最終順位が4位以上のチームには2016年オリンピックの出場権が与えられる。
【HSBCセブンズワールドシリーズ 1大会で獲得できるポイント】
・カップ優勝=1位(22点) カップ準優勝=2位(19点) カップ3位(17点) カップ4位(15点)
・プレート優勝=5位(13点) プレート準優勝=6位(12点) プレート準決勝敗退=7位タイ(10点)
・ボウル優勝=9位(8点) ボウル準優勝=10位(7点) ボウル準決勝敗退=11位タイ(5点)
・シールド優勝=13位(3点) シールド準優勝=14位(2点) シールド準決勝敗退=15位タイ(1点)