ラグビーリパブリック

シドニーで奮闘する松島 NSW州クラブ選手権でもアピール

2015.03.23

Matsushima

ワラターズの仲間であるタタフ・ポロタナウ(写真右)と仲良く試合観戦した松島幸太朗
(撮影:Yasu Takahashi)

 渡豪して約1週間。スーパーラグビー、ワラターズに挑戦している松島幸太朗(日本代表/サントリー)が動き出したようだ。3月22日におこなわれたワラターズ×ブランビーズ戦には出場ならなかったが、本拠地アリアンツスタジアムに姿を現わした松島はベンチサイドでメンバー外の選手たちと談笑し、試合を観戦。日本語の得意なHOタタフ・ポロタナウの隣に座り(ポロタナウは親日家。この日は脳震とうにより欠場)、28-13と快勝したチームのパフォーマンスを見守った。

 シドニーでの生活も1週間が経ち、練習、生活にも慣れてきた様子。「練習ではコンタクトなど、やはりフィジカルが違う」と話すが、そのレベルに慣れるのも時間の問題だろう。現地ではイースタン・サバーブス(Eastern Suburbs)に所属し、21日には同クラブのCTB(13番)で先発。いきなりシュートシールド(Shute Shield/NSW州のクラブラグビー選手権)にデビューした。その試合はゴードンに10-19で敗戦も、早々の起用からは才能を高く評価されていることが伝わってくる。
 この先の活躍が楽しみだ。

(取材:Yasu Takahashi)

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