(韓国春季リーグの高校決勝)
三星重工業ラグビー部が正式に解散した韓国ラグビー界。
2015年の春季リーグ戦(中高15人制)が3月20日まで開催され、ソウル大附属中高が2季連続の兄弟優勝を果たした。中学決勝ではソウル大附属中が培材中と33-33で引き分け、両校優勝。高校決勝では、ソウル大附属高が富川北高を31-27で下した。
また、男子セブンズ韓国代表は3月27日から29日まで開催される香港セブンズに参加し、来季セブンズワールドシリーズのコアチーム昇格をかけたトーナメントに臨む予定で、スコッドが発表された。
指揮官は2014年アジア大会監督の鄭炯石氏(チョン・ヒョンソク、韓国電力監督、55歳)が引き続き担当。選手はアジア大会を経験した7人が選出され、NTTコミュニケーションズのCTB諸葛彬(チェガル・ビン)や、2013年度に日野自動車に所属していたSO金原用(キム・ウォンヨン)らが選ばれている。さらに、代表でおなじみのFL金晶?(キム・ジョンミン)、SO呉潤衡(オ・ユンヒョン)ら韓国電力組に、スピード豊かなWTBチョン・ヨンシク(高麗大)もメンバー入りした。
昇格をかけた予選トーナメントには12か国が参加し、まずは4チームずつ3組に分かれて総当たり戦をおこなう。韓国はロシア、パプアニューギニア、チュニジアと同じプールF。プールEには香港、ウルグアイ、ブラジル、メキシコが入り、プールGではスペイン、ジンバブエ、トンガ、ガイアナが競う。
なお、4月18日開幕のアジアチャンピオンシップ(15人制大会)に参加する韓国代表のメンバーはまだ発表されていない。
(取材:見明亨徳)