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NECからスター去る 元日本代表の大東、元主将ラトゥ、トライ王ナドロ退団

2015.03.16

Latu

ブレイクダウンでの激しいファイターだったニリ・ラトゥ(撮影:Hiroaki.UENO)

 NECグリーンロケッツは16日、13年間在籍した元日本代表のFB大東功一、主将も務めたNO8ニリ・ラトゥ、トップリーグ最多トライゲッターに2回輝いたWTBネマニ・ナドロなど8選手の勇退を発表した。

 現在35歳の大東は、2004年のマイクロソフトカップ制覇や、3回の日本選手権優勝に貢献。日本代表7キャップを持つ、器用なユーティリティBKであった。
 2010年度と2011年度にキャプテンを任されるほど偉大なリーダーだったラトゥは、NECに8年間在籍。トンガ代表36キャップを持つ33歳の闘将は、今年のワールドカップでも活躍が期待され、その後はイングランドのニューカッスル・ファルコンズでプレーすることになりそうだ。
 ナドロはNEC加入1年目の2011年度に1試合6トライ(ホンダ戦)を含む19トライでシーズン最多タイ記録(当時)をマークし、2014年度に2回目の最多トライゲッター賞を受賞した。フィジー代表でもあるナドロは現在、クルセイダーズ(ニュージーランド)の一員としてスーパーラグビーで活躍しており、いまや世界的なスター選手である。

 そのほか、日野自動車を経て9年間在籍したWTB瀬崎隼人、パナソニックから移籍して3年間在籍したFB山下祐史、元ウェールズ代表のNO8ガレス・デルヴ、日本A代表の経歴を持つNO8ヴァカウタ・イシレリ、韓国代表のヤン・ジョンピルもグリーンロケッツを去る。

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