日本代表主将のリーチ マイケルがついにスーパーラグビーでデビューする。
南アフリカに遠征中のチーフス(ニュージーランド)が13日、あす土曜日にケープタウンでおこなわれるストーマーズ戦の試合登録メンバーを発表し、リーチがNO8で先発出場することが明らかになった。オールブラックスのFL2人、リーアム・メッサム、サム・ケインとともにバックローを形成する。
ニュージーランドのクライストチャーチ出身で、札幌山の手高校、東海大を経て、現在、日本では東芝ブレイブルーパスに籍を置くリーチ。2013年にも期限付きでチーフスのトレーニンググループに加わったが、合流前のトップリーグで左ひじを骨折、チャンスをつかみかけた矢先に左足首骨折(同年6月のフィジー戦)と大怪我が続き、その年は南半球最高峰リーグの舞台に立てていなかった。
2年ぶり3回目の王座奪還を目指すチーフスは現在、3勝1敗でニュージーランド・カンファレンス首位をハリケーンズと争っている。相手のストーマーズは全15チーム中唯一の4戦全勝で総合トップ(南ア・カンファレンス1位)を走っており、テストキャップ38を持つジャパンの闘将がビッグゲームで暴れる。
リーチは、ハイランダーズ所属のSH田中史朗(パナソニック)、レベルズで活躍したHO堀江翔太(パナソニック)、CTB/WTBマレ・サウ(ヤマハ発動機)に続き、日本代表選手として4人目のスーパーラグビープレーヤーとなる。