ラグビーリパブリック

セブンズワールドシリーズ 来季開催地のひとつにバンクーバー正式決定

2015.02.24



 ラグビーユニオンの国際統括団体であるWORLD RUGBYは22日、2015-2016シーズンの男子セブンズワールドシリーズの開催地に、カナダのバンクーバーが新たに加わると発表した。
 バンクーバーは2010年冬季オリンピックなど大きなスポーツイベントを開催した実績があり、国際的な観光都市としても知られる。来季セブンズワールドシリーズの開催地には25都市が立候補したとみられ、カナダラグビー協会はカナダ政府や地方自治体、観光協会など50を超える組織の全面的支援を取り付けたのも大きかった。

 7人制ラグビーがオリンピック競技になったこともあって、北米でのラグビー人気は年々高まっており、今月開催されたラスベガスセブンズ(アメリカ)では約7万5000人の観客が集まった。カナダは、男子セブンズ代表が同大会で8強入りするなど実力があり、女子ラグビー代表は15人制、7人制とも世界的強豪といえる(2014女子ワールドカップ準優勝、2014-2015女子セブンズワールドシリーズ現在3位)。

 バンクーバーセブンズの会場となるドーム型屋内競技場のBCプレイス・スタジアム(最大収容数:約5万4000人)も大いに盛り上がりそうだ。

 今季は9都市で開催されている男子のセブンズワールドシリーズだが、来季は10都市に増える予定。カナダメディアの『グローブ・アンド・メール』によれば、バンクーバー大会は2016年3月に2日間の日程で開催されるという。2015-2016シーズンのワールドシリーズからは、グラスゴー大会(スコットランド)と東京大会が外れ、パリとシンガポールが新たな開催地になるとの報道があったが、バンクーバー以外の9大会に関するWORLD RUGBYからの公式発表は来月中にもおこなわれる予定だ。

カナダのサポーター(撮影:BBM)

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