肩の負傷により、準決勝ではウォーターボーイを務めた松下真七郎主将が
ファイナルでは自ら走る。(撮影:松本かおり)
ファイナルでは自ら走る。(撮影:松本かおり)
大学選手権での国立大学初優勝を目指す筑波大は、1月9日午前11時から約1時間の最終調整をおこなった。穏やかな日差しの中で、コンビネーション調整など軽めの練習。古川拓生監督は「帝京大(との対戦)ということで特別に落とし込んだものはない。自分たちがやってきたこと、チームが成長している部分をどこまで出せるか」と話した。
肩の脱臼から復帰して大学選手権で初先発するCTB松下真七郎主将は「ここまで来たら、勝って日本一になりたい」と2大会前の決勝で敗れた雪辱を誓う。
「帝京大は大学で一番強いチーム、一番日本一に近いチームという印象がある。接点で、いかに相手を下げさせるか。特にディフェンスで相手を前に出させないようにしたい」
先発は昨年9月28日の対抗戦の早大戦以来となるが、「肩は順調。最後の最後に出てきて、いいとこどりですかね」と冗談めかしながら闘志をのぞかせた。