ラグビーリパブリック

花園準決勝の対戦カード決定 「御所実×京都成章」「尾道×東福岡」

2015.01.03

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抽選ボールを引く御所実業の吉川浩貴キャプテン(撮影:太田裕史)

 大阪・近鉄花園ラグビー場を舞台に熱闘が繰り広げられている第94回全国高校ラグビー大会は、1月3日に準々決勝がおこなわれ、ベスト4が出そろった。その後、準決勝の組み合わせ抽選を実施し、5日におこなわれる対戦カードは「御所実業(奈良)×京都成章(京都)」、「尾道(広島)×東福岡(福岡)」に決まった。

 この4チームのなかで優勝経験があるのは東福岡のみ(過去4回)。センバツ、セブンズに続き史上初のシーズン3冠を狙う東福岡は、初の4強入りとなった尾道の挑戦を受ける。両チームは春の全国選抜大会の準々決勝でも対戦しており、そのときは東福岡が68-33で制している。

 御所実は過去、準優勝2回。京都成章は4強2回がこれまでの最高成績だ。両校は、2008年度(第88回)大会の準決勝でぶつかり、そのときは御所工業・実業(現在の御所実業)が勝利。翌年度はノーシードだった京都成章が準々決勝で雪辱を果たした。そして、2011年度(第91回)大会の準々決勝で実現した因縁の対決は、御所実がロスタイムに同点に追いつき(7-7)、抽選により京都成章が涙をのんだ。今季の両チームは3月の近畿大会で対戦し、そのときは17-12で京都成章が勝っている。

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