12月28日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で全国高等学校ラグビーフットボール大会2日目が行われた。初出場同士の対決では高岡第一(富山)が近大和歌山(和歌山)を下して初勝利。そのほか関西ラグビー協会所属県勢の中で印象的だったのは、若狭東(福井)の戦いぶりだった。福井県には中学のラグビー部が皆無で、全員が高校入学後にラグビーを始めている。県の予選参加校数もわずかに3チーム。他県に比べて強化環境は恵まれているとは言えない。そんなチームが、全国有数のラグビーどころである秋田県代表(秋田中央)に大健闘を見せたのだ。