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瀬川ジャパン、コア昇格後ワールドシリーズ初勝利! 強豪サモア下す

2014.12.14

JPN

強豪サモアに逆転勝ちし、喜ぶセブンズ日本代表の選手たち
(Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)

 瀬川智広ヘッドコーチ率いる男子セブンズ日本代表が、セブンズワールドシリーズのコアチームに昇格して以来、ついに初勝利を手にした。
 南アフリカのポートエリザベス(ネルソン・マンデラ ベイ スタジアム)で開催されている2014-2015ワールドシリーズ第3ラウンドの初日(現地時間13日)、日本はプールステージでイングランドに0−45、ニュージーランドに0−29と連敗したが、第3戦でサモアに17−14で逆転勝ちした。

 0−14で前半を終えた日本だが、後半早々、相手がイエローカードをもらって6人となった間に斉藤春樹のトライで流れを引き寄せた。その約4分後には副島亀里 ララボウ ラティアナラがゴールラインを越え、コンバージョンも決まり、2点差。そして試合終了間際、敵陣22メートルライン内でのタップキックから攻めて、羽野一志がパワーでサモアディフェンスをぶち壊し、インゴールに飛び込んだ。

 サモアは2009-2010シーズンに初の総合チャンピオンに輝いた強豪。今シーズンは開幕ラウンドのゴールドコースト大会(オーストラリア)で準優勝し、現在ランキング5位につけている。日本はその相手と今季3大会連続の対戦で、ゴールドコースト大会では14−40、第2ラウンドのドバイ大会では12−38と惨敗していた。

 プールD3位となり、9位以下のチームによるボウルトーナメントへ回ることとなった日本だが、壁をひとつ突破し、自信をつけている。 14日のボウル準々決勝では、ケニアと対戦する。
 

<セブンズワールドシリーズ 2014-2015 第3戦・南ア大会 プール戦結果>

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