オーストラリアに今年新設されたプロラグビーの国内大会、NRC(ナショナル・ラグビー・チャンピオンシップ)は、11月1日にプレーオフファイナルを迎え、ブリスベンシティが初代王者に輝いた。
レギュラーシーズンを3位で通過したブリスベンシティは、10月24日の準決勝で同2位だったNSWカントリー・イーグルスを撃破。11月1日にホームのバリモアスタジアムでおこなわれた決勝では、リーグ戦8全勝だったメルボルン・ライジングを倒して4位からの下剋上を狙ったパース・スピリットを37−26で下し、栄冠を獲得した。
ブリスベンシティは、スーパーラグビーに属するレッズの若い選手を中心に結成されたチーム。決勝では、オーストラリア代表キャップ保持者のFLリーアム・ギルやNO8ジェイク・シャッツ、パプアニューギニア出身でU20オーストラリア代表の経歴を持つ若きPRペトワ・パラカなどが活躍した。