2016年夏季オリンピック(リオデジャネイロ大会)の出場権がかかる、HSBCセブンズワールドシリーズ2014-2015(男子)が10月11日に開幕した。今季は世界の9都市を舞台に開催される予定で、各ラウンドの成績をポイント換算し、総合成績でトップ4に入ったチームがオリンピック出場権を獲得する(全12枠のうちの4枠)。
第1ラウンドはオーストラリアのゴールドコースト大会。
コアチームに昇格したばかりの日本は初日、世界の強豪に格の違いを見せつけられ、プールAで3戦全敗という結果に終わった。
サモアとの第1戦を14-40で落とし、第2戦はシリーズ4連覇中のニュージーランドに0-59と完敗。キックオフ、ラックのボール争奪で圧倒され、ワールドクラスの走りを止められなかった。第3戦はフランスに3連続トライを奪われたあと、桑水流裕策(コカ・コーラ)と長野直樹(サントリー)がゴールへ駆け抜けて5点差に詰めたが、すぐに突き放され、14-33で敗れた。
日本は9位以下のトーナメントへ回ることとなり、12日(最終日)の初戦はボウル準々決勝でアメリカと対戦する。
【カップ準々決勝(1〜8位チーム)】
・ニュージーランド vs. イングランド
・フィジー vs. ウェールズ
・アルゼンチン vs. サモア
・南アフリカ vs. オーストラリア
【ボウル準々決勝(9〜16位チーム)】
・フランス vs. カナダ
・スコットランド vs. アメリカ領サモア
・日本 vs. アメリカ
・ケニア vs. ポルトガル
<セブンズワールドシリーズ ランキングポイント>
・カップ優勝(22点) ・カップ準優勝(19点) ・カップ3位(17点) ・カップ4位(15点)
・プレート優勝(13点) ・プレート準優勝(12点) ・プレート準決勝敗退(10点)
・ボウル優勝(8点) ・ボウル準優勝(7点) ・ボウル準決勝敗退(5点)
・シールド優勝(3点) ・シールド準優勝(2点) ・シールド準決勝敗退(1点)
<HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015>
【Round 1】 2014年10月11〜12日/ゴールドコースト大会(オーストラリア)
【Round 2】 2014年12月5〜6日/ドバイ大会
【Round 3】 2014年12月13〜14日/ポートエリザベス大会(南アフリカ)
【Round 4】 2015年2月6〜7日/ウェリントン大会(ニュージーランド)
【Round 5】 2015年2月13〜15日/ラスベガス大会(アメリカ)
【Round 6】 2015年3月27〜29日/香港大会
【Round 7】 2015年4月4〜5日/東京大会(日本)
【Round 8】 2015年5月9〜10日/グラスゴー大会(スコットランド)
【Round 9】 2015年5月16〜17日/ロンドン大会(イングランド)