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【編集部「ラ」的雑記帳】金に負けぬ輝き!/仁川 その2(10月3日)

2014.10.03


▲サクラセブンズの銀メダル。金に負けぬ輝きでした。


 


 周囲にいた韓国ラグビー協会の方々から「おめでとう」「よかったね」と、次々に声をかけられた。10月2日、アジア競技大会のラグビーが終了。セブンズ男子日本代表が香港に24-12で勝ち、金メダルを獲得した。



 反日・嫌日が盛んに報道される中での今大会。しかし、皆さんに優しく接していただいた。日本ラグビーとの交流をもっと、と話した韓国協会専務理事。スタンドのお客さんも、日本代表の好プレーには声援と拍手をおくる。韓国協会の方々にご馳走になったお弁当と参鶏湯もおいしかった。男子の金メダルも見られて最高。


 


 本当に来てよかった。
 深くそう思ったのは、セブンズ女子日本代表の中国との決勝が終わったときだった。12-14で敗れたが、最後まで動き続けたのは日本。全員がすべてを出し切り、大柄な相手に好タックルを連発。最後の最後、タックルを受けながらのラストパスはスローフォワードとなってトライは幻となったが、スタジアム中を興奮させた。この試合、日本国内では放映されないのだろうか?(されましたか?) サクラセブンズの魅力が詰まった20分でした。



 すべてが終了して見せてもらった銀メダル。選手たちは悔しかっただろうけど、輝いて見えたなあ。


 


(田村一博)


 



▲韓国ラグビー協会の方にいただいたお弁当は、このボリューム。


キムチ、ニンニクまで入って栄養満点