大会が再編されて、2014−2015シーズンから予選を導入することになったヨーロピアンラグビー・チャレンジカップ(欧州クラブ大会の最高峰である『ヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ』の下部大会)。
出場する20チームのうちの17チームは、プレミアシップ(イングランド1部リーグ)、トップ14(フランス1部リーグ)、プロ12(アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアの合同リーグ)の昨季成績をもとに決まり(各リーグの昇格チームを含む)、18番目のチームはプレミアシップとトップ14の昨季7位チーム同士によるプレーオフで決定しており、残り2枠をめぐる最終予選プレーオフ(ホーム&アウェイ方式)が9月27日までにおこなわれた。
出場権を獲得したのは、イタリア国内リーグ(エッチェレンツァ)に属するロヴィーゴ・デルタと、ルーマニアのプロチームであるブカレスト・ウルヴズ。ロヴィーゴは、グルジア国内リーグのトップ選手を集めて結成されたトビリシ・コーケイジャンズを22−18、24−21で下し、ブカレストはカルヴィザーノ(イタリア)と1勝1敗になったものの、第1戦が18−13、第2戦が10−13だったため総合成績で本戦への切符をつかんだ。
プール分けは以下のとおり。大会は10月16日に開幕する。
【プール1】
カーディフ・ブルーズ(ウェールズ)、ロンドン・アイリッシュ(イングランド)、グルノーブル(フランス)、ロヴィーゴ・デルタ(イタリア)
【プール2】
エクセター・チーフス(イングランド)、バイヨンヌ(フランス)、コナート(アイルランド)、ラ・ロシェル(フランス)
【プール3】
スタッド・フランセ(フランス)、ニューポート・グウェント・ドラゴンズ(ウェールズ)、ニューカッスル・ファルコンズ(イングランド)、ブカレスト・ウルヴズ(ルーマニア)
【プール4】
エディンバラ(スコットランド)、ボルドー・ベグル(フランス)、ロンドン・ウェルシュ(イングランド)、リヨン(フランス)
【プール5】
グロスター(イングランド)、ブリーヴ(フランス)、ゼブレ(イタリア)、オヨナ(フランス)