ラグビーリパブリック

近鉄のSH金哲元、膝蹴りでトップリーグ4試合出場停止

2014.09.25

 ジャパンラグビートップリーグは9月25日、近鉄ライナーズのSH金哲元に対し、公式戦4試合の出場停止処分を決めたと発表した。
 金は今月20日に愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場でおこなわれたトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦(ファーストステージ第5節)で、後半27分、相手HOにタックルされて倒れかけたところ、さらにLO北川俊澄に体当たりされてエキサイトし、北川の顔面付近に膝蹴りをした。
 その行為はレフリーによって確認されず、レッドやイエローのカードが出されることもなかったが、日本ラグビー協会のジュディシャルパネルが指名したサイティング・コミッショナーよりレッドカード相当の不正なプレーが報告された場合など、表彰懲罰会議は当該プレーヤーに対して、追加的処分を下すことも、新たに独自に制裁を課すこともできることになっている。トップリーグ規約第73条、表彰懲罰規程第12条に基づき、懲罰会議にて検証審議がおこなわれ、その結果が日本ラグビー協会の規律委員会に報告され、処分が決定した。

 金哲元は、今季トップリーグ・ファーストステージの第6節(10月11日/サントリー戦)と第7節(10月19日/コカ・コーラ戦)、そしてセカンドステージの第1節と第2節には出場できない。

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