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女子セブンズ日本代表、フランスに惜敗… コアチーム昇格ならず

2014.09.13

sakura day2

奮闘した“サクラセブンズ”だったが目標達成ならず(撮影:長岡洋幸)

 香港のセクキプメイ・スタジアムで開催されている「IRB 女子セブンズワールドシリーズ 2014-2015 コアチーム昇格決定大会」は13日、現地時間午前中にカップ準々決勝がおこなわれ、女子セブンズ日本代表はフランスに12-21で敗れてコアチーム昇格を逃した。

 試合開始から約1分で先制トライを許した日本。俊敏な山口真理恵が相手の防御網を破ろうとするが、前半はほとんど自陣での戦いを強いられる。フランスはブレイクダウンでターンオーバーするなどして2トライを追加し、0-21で折り返した。

 後半に入り、冨田真紀子などが強烈なタックルを決めて日本チームが活気づく。終盤、ゴール前で粘り強くつないで鈴木陽子がトライを奪い、その後、相手が反則で一時退出者を出した間に横尾千里がインゴールに飛び込んだが、逆転する時間は残っていなかった。

 なお、コアチーム昇格を決めたのはフランス、フィジー、中国、南アフリカ。この4チームは、2016年のオリンピック出場権がかかる2014-2015シーズンの女子セブンズワールドシリーズにフル参戦できる資格を得た(オリンピック出場12枠のうち、4枠が同シリーズで決まる)。
 女子セブンズ日本代表は来年開催されるオリンピック・アジア予選で、リオデジャネイロ行きの切符獲得を目指す。

<IRB 女子セブンズワールドシリーズ 2014-2015 コアチーム昇格決定戦>
・フィジー 28−7 ポルトガル
・中国 45−7 ブラジル
・フランス 21−12 日本
・南アフリカ 22−7 オランダ

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