アルゼンチン戦で疾走する女子セブンズ日本代表の主将、中村知春(撮影:長岡洋幸)
女子セブンズワールドシリーズのコアチーム昇格決定大会が、12日から香港のセクキプメイ・スタジアムで始まり、大会初日は出場全12チームが3組に分かれてプール戦をおこなった。
女子セブンズ日本代表はプールBで2勝1敗。第1戦でケニアを31-0と圧倒し、第2戦もアルゼンチン相手に35-0と快勝したが、フィジカルが強いフィジーに7-33で敗れた。
「フィジー戦ではタックラーが高く入ってしまい、ボールをつながれ自分たちのペースに持って行くことができなかった」と浅見敬子ヘッドコーチ。それでも、同組を2位通過で8強入りとなり、「明日は身体の大きな相手ばかりだと思うので、ロータックルで、自分たちのやってきたラグビーを、前を向いてやり切るだけ」と力強くコメントした。
ベスト4に入ればコアチームに昇格できるため、次が運命の一戦。準々決勝の相手は、中国を破ってプールAで1位となったフランスだ。ちなみに、女子セブンズ日本代表は昨年のラグビーワールドカップ・セブンズ(プールD)でフランスと対戦し、そのときは0-43で大敗している。
ビッグチャレンジ。キャプテンの中村知春は気合十分だ。「運動量にこだわってきたサクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)は、大会第2日の試合にこそ強みがあると思っている。明日は必ず勝って、昇格を決めたい」。
<コアチーム昇格決定大会 プール戦結果>
<コアチーム昇格決定大会 カップ準々決勝 組み合わせ>
・フィジー vs. ポルトガル
・中国 vs. ブラジル
・フランス vs. 日本
・オランダ vs. 南アフリカ
・フィジー vs. ポルトガル
・中国 vs. ブラジル
・フランス vs. 日本
・オランダ vs. 南アフリカ