ラグビーリパブリック

カウンティーズ・マヌカウ、NZ最高盾の防衛ならず ホークスベイが奪取

2014.08.30

 ラグビー王国ニュージーランドで100年以上の歴史を持つ権威ある盾、「ランファリーシールド」をめぐる戦いが30日に同国プケコヘでおこなわれ、7回目の防衛を目指したカウンティーズ・マヌカウがホークスベイに21-27で敗れ、ホークスベイが新しいシールドホルダーとなった。

 ホークスベイは昨年9月1日、日本代表(パナソニック)のSH田中史朗を9番とするオタゴを倒してランファリーシールドを奪取したものの、その1週間後にカウンティーズ・マヌカウに敗れて伝統ある盾を逃していたため、リベンジ成功となった。

 今週末はラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)の試合がないため、カウンティーズ・マヌカウ×ホークスベイ戦には数人のニュージーランド代表選手も出場。39テストキャップ保持者のイズラエル・ダグはホークスベイのFBで先発出場し、66分の決勝トライを演出した。タナ・ウマガ ヘッドコーチ率いるカウンティーズ・マヌカウは試合終了直前にトライラインに迫ったが、ブレイクダウンでターンオーバーされ、逆転勝利をつかむことはできなかった。

 ホークスベイは本拠地ネイピアにランファリーシールドを持ち帰り、少なくとも今後15日間はその輝きを浴びることができる。そして9月14日に地元でおこなわれるオタゴ戦で初防衛を狙う。

Exit mobile version