瀬川智広HC、女子の浅見敬子HC、中村知春主将、竹内亜弥(撮影:福田達)
日本ラグビー協会は8月26日、都内で会見を開き、男女のセブンズ日本代表の新ジャージーお披露目と新スポンサー2社の紹介をおこなった。
新しいジャージーは、ファーストがこれまで15人制代表と同じデザインだったものをセブンズ仕様に新調した。デザインのコンセプトは、スピード感・躍動感。日本ラグビーのエンブレムである「桜」をモチーフに表現した。ファーストジャージーは白を基調にサクラ色の模様を加えている。
男子はその中に「シャープさ」、女子は「女性らしさ」をプラスした。
セカンドジャージーの紺色は落ち着きを持ったイメージであり、精神的強さを表す。さらに男女ともにこれから大きなチャレンジをするので(男子はアジア大会とワールドシーリズ、女子は昇格大会とアジア大会)、成果を勝ち取るために背番号などにゴールドを配色した。
男子代表の坂井克行主将は「新しいセブンズオリジナルのジャージーに憧れてもらえるようにプレーしたい」。女子代表の中村知春主将は「勝利の味を染み込ませられるように戦いたい」とそれぞれ語った。
新ジャージーは男子がアジア競技大会(7人制ラグビーは9月30日、10月1日)から、女子はIRB女子セブンズ ワールドシリーズ2014-2015コアチーム昇格決定大会(9月12日、13日)から着用する。
先日のアジアセブンズシリーズ香港大会準決勝で韓国に敗れ、3位に終わった男子・瀬川智広ヘッドコーチは「今回は新しい選手を5人連れて行った。セブンズの経験を積ませるためだったがミスから韓国に負けてしましった。決勝(香港 40-0 韓国)を見ると香港がボールを9対1で支配しキックオフの度にトライを奪っていた。やはりアジアでは香港がライバルとなる。次のアジアシリーズ・マレーシア大会には坂井らを連れて行き、メンバーを替える。アジア大会には山田章仁、福岡堅樹、リーチ マイケルらを登録している。コンディションとの相談となる。最終メンバーは出発直前に決まる」と述べた。
女子(15人制、7人制)の新オフィシャルスポンサーとなったセコムの伊藤博社長は「ラグビーの真っすぐに進むことはセコムの企業文化と合致。本業は守ることだが、ラグビーのゴールラインも一緒になって守っていきたい」と話した。
同じく女子のオフィシャルスポンサー、男子(15人制、7人制)の新オフィシャルサプライヤーに決定した日本航空の大西賢会長は「快適な移動をご提供できると思う。代表の活躍の支援をしていきたい。日本協会が目指す競技人口20万人の実現にも協力する」と語った。
「これから世界に挑戦するチームにとって心強い限り」。写真左から豊島、坂井主将、瀬川HC、
日本航空・大西会長、矢部専務理事、セコム・伊藤社長、浅見HC、中村主将、竹内(撮影:見明亨徳)