中国の南京で開催されているユースオリンピック2014の7人制ラグビー競技は、大会2日目の18日に男女のプール戦がおこなわれ、男子セブンズユース日本代表はアメリカとケニアを下し、通算成績を2勝2敗とした。
アメリカとのプール第3戦は22-10で勝利。第4戦はケニアと競り、27-24で逆転勝ちした。序盤にケニアに主導権を握られながらも、竹山晃暉(御所実業高)と桑山聖生(鹿児島実業高)がトライを重ねて逆転した日本。その後ゲームをひっくり返されて2点を追う展開となったが、残り時間1分を切ったところで力強いランと速いパス回しで攻め上がり、小原錫満(東海大仰星高)がインゴールに飛び込んで劇的勝利を収めた。
初日に連敗して苦しいスタートを切った日本だが、2日目の奮闘でメダル獲得に望みをつないだ。出場全6チームで総当たり戦をおこない、上位4チームが準決勝へ進むことになっており、4勝0敗のアルゼンチンと、3勝1敗となったフランスの4強入りが確定。日本とフィジーが2勝2敗で並び、ケニアが1勝3敗で追っている。これまでの4戦で勝星なしのアメリカは5位・6位決定戦に進むことが決まった。
日本は19日のプール最終戦でフランスと対戦する。