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ユースオリンピック 男子セブンズユース日本代表は初日2連敗

2014.08.17

 中国の南京を舞台に第2回夏季ユースオリンピックが開幕し、初めて実施競技となった7人制ラグビー(セブンズ)が8月17日から始まった。同大会は14歳から18歳までのトップアスリートが集い、4年に一度開催されるスポーツの祭典で、セブンズに参加する男子ユース日本代表は高校2年生から大学1年生までの選手で構成されている。

 男子セブンズには、日本、フランス、アルゼンチン、ケニア、フィジー、アメリカの6か国が出場。3日間で総当たり戦をおこない、上位4チームが準決勝に進むことができるが、日本は大会初日を0勝2敗で終えた。

 第1戦は、フィジーに5-29。個人技に優れるフィジーの選手がブレイクスルーを連発し、5トライを重ねた一方で、日本は継続して敵陣深くに入るものの、なかなか得点につなげることができず、試合終了前にキャプテンの豊田康平(國學院久我山高)が1トライを返したのが精いっぱいだった。

 第2戦は、アルゼンチンに12-40と完敗。日本は相手の力強いランを止められず、序盤から連続トライを奪われてしまう。豊田キャプテンが「ディフェンスに課題が残る試合になってしまった」と振り返ったように、スピードあるアルゼンチン選手が日本の防御網を破るシーンは何度も繰り返され、大差がついた。

 初日を終え、「フィジカルの差が大きく出た試合になってしまった。もう一度自分たちの良さを確認し、明日からの試合に臨みたい」とコメントした徳永剛ヘッドコーチ。豊田キャプテンも、「明日以降は修正して、残りの試合は全勝したい」と気持ちを切り替えていた。

<ユースオリンピック 2014 男子セブンズユース日本代表>

■監督: 徳永 剛(福岡西陵高校)
■選手: 12名(数字は大会登録番号)

1.舟橋諒将(北海道・札幌山の手高3年)、 2.桑山聖生(鹿児島実業高3年)、 3.中野将伍(福岡・東筑高2年)、 4.宮㟢永也(長崎北陽台高3年)、 5.豊田康平(主将/東京・國學院久我山高3年)、 6.小原錫満(大阪・東海大仰星高3年)、 7.竹山晃暉(奈良・御所実業高3年)、 8.山田一輝(立命館大1年)、 9.朝長駿(長崎北陽台高3年)、 10.前田土芽(長崎・海星高3年)、 11.島田悠平(東京・國學院久我山高2年)、  12.中孝祐(大阪・東海大仰星高2年)

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