トニー・ウッドコク(Photo:NZRU)
ニュージーランド代表のPRとして歴代最多キャップ(110)を持つトニー・ウッドコク(33歳/ブルーズ)が、痛めていた肩の手術に踏み切ることとなった。8日、『RADIO SPORT NZ』など地元メディアが報じ、今月16日から始まるラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)を含め、年内の戦列復帰はほぼ不可能と思われる。
2011年ラグビーワールドカップ決勝でチーム唯一のトライを挙げるなど活躍し、オールブラックスの優勝に貢献したこのルースヘッドプロップは、来年イングランドで開催される大舞台で、2大会連続のエリスカップ獲得を狙う黒衣軍のキーメンバーであり、しばらくは肩の再建に努める。
ラグビーチャンピオンシップ3連覇を目指すオールブラックスは、ウッドコクの代わりにバックアップメンバーだったPRジョー・ムーディー(クルセイダーズ)がスコッド入りし、同じくクルセイダーズのPRであるワイアット・クロケットなどと背番号1を争う。