スーパーラグビー2014決勝、ワラターズ戦で負傷したダン・カーター
(撮影:Yasu Takahashi)
(撮影:Yasu Takahashi)
先週土曜日にシドニーでおこなわれたスーパーラグビーの決勝戦で負傷し、前半途中に交代していたクルセイダーズのSO/CTBダン・カーターだが、『TVNZ』などニュージーランドメディアの報道によると、検査の結果、右脚の下の骨、腓骨(ひこつ)上部に小さなひびが入っていたことが確認され、全治約4週間であることが明らかになった。
8月16日開幕のラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)で、ニュージーランド代表の司令塔として活躍が期待されていたカーターだが、少なくとも最初の2試合は出場できない。その試合はブレディスローカップのタイトルもかかるオーストラリア代表との2戦であり、オールブラックスは100キャップを持つエース抜きで12年連続の伝統杯キープを目指す。
テストマッチでの世界最多得点者である32歳のカーターは、昨季終了後、約半年間のリフレッシュ休暇をとっていたため、6月のイングランド代表戦には参加しておらず、今年はまだブラックジャージー姿をファンに披露していない。右脚が順調に回復すれば、9月6日に自国のネイピアでおこなわれるアルゼンチン代表戦か、翌週13日にホームのウェリントンで開催される南アフリカ代表戦が、彼にとって約10か月ぶりのオールブラックス復帰試合となるかもしれない。