神戸製鋼入りが決まった元オールブラックスSHのアンディ・エリス。
植物を愛し、ガーデナーとしても有名(撮影:Yasu Takahashi/Nichigo Press)
植物を愛し、ガーデナーとしても有名(撮影:Yasu Takahashi/Nichigo Press)
トップリーグチームの神戸製鋼コベルコスティーラーズは26日、2011年ラグビーワールドカップでニュージーランド代表の優勝に貢献したSHアンドリュー・エリスの2014年度加入を発表した。
26テストキャップを持つエリスは、現在クルセイダーズに在籍しており、スーパーラグビー終了後に来日する予定。両親が神戸で3年間仕事をしていた関係で、過去に同地を訪れたことがあり、神戸の街と日本の文化が大好きだという。
「私と私の家族は、これから始まる新たな冒険に非常にエキサイティングな気持ちでいます。日本でのプレーは私が常々叶えたいと思っていたことであり、それを神戸製鋼コベルコスティーラーズのような誇るべきチームで叶えられることを、とても幸運に感じています。コベルコスティーラーズカラーを身にまとうことを楽しみにしています」と、チームを通じてコメントした。
現在30歳のエリスは、ワールドカップ2大会出場(2007、2011)に加え、スーパーラグビー通算120試合でプレーしてきた熟練SHであり、神戸製鋼のギャリー・ゴールド新ヘッドコーチも大いに期待している。
「アンディが神戸への加入を決めてくれたことは非常に名誉なことです。私たちは大きな宿題を持つチームであり、世界最高の選手たちを魅了するチームでありたいと考えております。アンディはもちろん、こういった選手たちのひとりです。彼は偉大なオールブラックスというだけでなく、長い間、成功を収め続けているクルセイダーズで不可欠な選手であり続けました。彼は貴重な経験を持って、コベルコスティーラーズの一員となりますが、これから先、アンディとともに戦うことをチーム全員が楽しめるようになると確信しています」