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ハバナが五輪出場アピールへ! 英連邦総合競技大会の7人制南ア代表入り

2014.06.12

habana

ストーマーズ時代のブライアン・ハバナ。セブンズに挑む
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)

 スプリングボックス歴代最多トライゲッターのWTBブライアン・ハバナ(31歳)が、今年7月26日と27日にグラスゴーでおこなわれるコモンウェルスゲームズ(英連邦総合競技大会)の7人制ラグビーに参加することが明らかとなった。

 セブンズ南アフリカ代表(愛称:ブリッツボッカ)のニール・パウエル ヘッドコーチは、世界的スター選手であるハバナのほか、HOスカルク・ブリッツ、WTBコーナル・ヘンドリクスといった15人制南ア代表の現メンバーである3選手をピックアップ。ヨーロッパのクラブチームに所属するハバナ(トゥーロン)とブリッツ(サラセンズ)は7月に試合がなく、今年スーパーラグビーデビューを果たしたヘンドリクス(2013年南ア最優秀セブンズ選手/6月14日のウエールズ代表戦でテストマッチデビュー予定)は所属するチーターズがプレーオフ進出争いから脱落しているため、コモンウェルスゲームズ参加が可能になった。
 ハバナは2016年のオリンピック出場にも強い意欲を持っており、絶好のアピールチャンスとなる。

 東京セブンズで日本のファンを興奮させたフランキー・ホーン、カイル・ブラウン、セシル・アフリカ、シアベロ・シナトラ、7人制の経験があるスーパーラグビープレーヤーのワーレン・ホワイトリー(ライオンズ主将)、チェスリン・コルビ(ストーマーズ)などもブリッツボッカの12名スコッドに選出され、“ドリームチーム”で初優勝を狙う。

 4年に一度開催されるコモンウェルスゲームズでセブンズが実施されるようになったのは1998年からで、過去4大会はすべてニュージーランドが金メダルを獲得している。
 2013ワールドカップ・セブンズ、2013-2014セブンズワールドシリーズでも優勝している“オールブラックス・セブンズ”は、DJ・フォーブス、トマシ・ザマ、カート・ベイカーなど経験豊かなメンバーが揃い、5連覇を目指す。

<コモンウェルスゲームズ 2014 グラスゴー大会>
【プールA】 ニュージーランド、カナダ、スコットランド、バルバドス
【プールB】 南アフリカ、ケニア、クック諸島、トリニダード・トバゴ
【プールC】 サモア、ウエールズ、パプアニューギニア、マレーシア
【プールD】 イングランド、オーストラリア、スリランカ、ウガンダ

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