日本代表のキッカーを務めるFB五郎丸歩選手が、2014年5月17日に韓国のインチョンムナク・スタジアムでおこなわれたアジア五カ国対抗の韓国代表戦で、テストマッチ通算得点の日本最多記録を更新しました。
連戦の疲れもあってこの試合序盤のキックは不調でしたが、ペナルティゴール1本と7本のコンバージョンキックを決めて17点を挙げ、通算得点は426点に。これまで廣瀬佳司氏(現 トヨタ自動車ヴェルブリッツ監督)が持っていた記録、422得点を上回り、日本ラグビー史に大きく名を残しました。
初テストキャップを獲得したのは2005年4月のウルグアイ代表戦で、通算最多得点の新記録を樹立したのは彼にとってテストマッチ36試合目でした。
五郎丸選手は1986年3月1日生まれ。福岡県のみやけヤングラガーズでラグビーを始め、筑紫丘ジュニアラグビースクール、佐賀工業高校、早稲田大学を経て、現在はヤマハ発動機ジュビロに所属。トップリーグでも彼のゴールデンブーツは輝き、2011-12、2012-13シーズンと、2季連続で得点王&ベストキッカー賞を受賞しています。
日本代表の副キャプテン。まだ28歳と若く、これからも大きな仕事をしてくれそうです。
(撮影:見明亨徳)