NTTドコモレッドハリケーンズでの役目を終えたあと古巣のチーフス(ニュージーランド)に復帰し、今年のスーパーラグビーでプレーしていた元ニュージーランド代表FBのミルズ・ムリアイナ(33歳)が、アイルランドのコナートと1年契約を結んだことが明らかになった。同チームの公式サイトによれば、オールブラックスの選手がコナートでプレーするのは初めて。オールブラックス史上2番目の速さで100テストキャップに到達したムリアイナは、選手への助言や相談役としても期待されている。
コナートで指揮を執るのは、同じサモア系ニュージーランド人のパット・ラムであり、よく知る間柄。ムリアイナがオークランドに在籍していたときにラムは同チームのヘッドコーチだった。
ムリアイナは今季スーパーラグビーで開幕戦から出場し、いまなおトップレベルでプレーできることを証明したが、肘を痛めて4月に手術を受けている。