ベンチで戦況を見守る韓国代表のPR申東ウォン(中央)
(写真提供:大韓ラグビー協会)
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4月26日に「アジア五カ国対抗 2014」(兼 ラグビーワールドカップ2015 アジア最終予選)が開幕し、地元の仁川競技場補助グラウンドにスリランカ代表を迎えた韓国代表は、9トライを奪って59-3で圧勝した。ボーナスポイントも上乗せし、勝点6。スリランカ代表は勝点を挙げることはできなかった。
2013年度シーズンまでサントリーに所属していたPR申東ウォン(シン・ドンウォン)は、この試合でリザーブメンバーに名を連ね、後半20分に右PRと入れ替わって初キャップを得た。
2014-2015年シーズンに日本のチームに所属する選手では、PR金光植(キム・グァンシク/Honda)、LO延権祐(ヨン・グォンウ/横河武蔵野)、FL朴淳彩(パク・スンチェ/NTTドコモ)、NO8李光紋(イ・グァンムン/東芝)の4人が先発。2013年度まで日野自動車にいたWTB金原用(キム・ウォンヨン/ポスコ)もスタメンで奮闘した。
試合は、開始早々に先制トライを挙げたFL金ジョンミン(韓国電力)が5分と24分にもゴールラインを越え、チームは前半だけで5トライを重ね、30-3とした。スリランカ代表は、前半27分にペナルティゴールを成功させたのみ。
後半も韓国代表の勢いは止まらず、HO金ジップ(尚武)などが4トライを追加。WTB金原用のゴールキックでも着実に得点し、快勝で今大会の好スタートを切った。
韓国代表の2戦目はアウェイゲームとなり、2週間後の5月10日に香港代表と対戦する。
(文・見明亨徳)
前サントリーコンビ。申東ウォン(左)と朴淳彩
(写真提供:大韓ラグビー協会)
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