ラグビーリパブリック

40歳での現役続行を目指すブラッド・ソーン 手術で今季中復帰は絶望的

2014.04.15

Brad

 SH田中史朗などの奮闘もあり、スーパーラグビーでプレーオフ進出圏内の6位に浮上したハイランダーズ(ニュージーランド)だが、中心選手のひとりである元オールブラックス選手のLOブラッド・ソーンが先週金曜日のブルズ戦で右の上腕二頭筋を断裂し、手術を受けたことが明らかになった。
 回復には時間がかかると思われ、現地メディアの『RADIO SPORT』などはチーム関係者の言葉として、今大会の残り試合は欠場になることが予想されると報じた。
 スーパーラグビー2014は、7月12日までレギュラーシーズンが続き、上位6チームによるファイナルシリーズ(プレーオフ)は7月18日から8月2日までおこなわれる。

 母国ニュージーランド開催の2011年ワールドカップで優勝を成し遂げたあと、福岡サニックスブルースに加入してジャパンラグビートップリーグでもプレーしたことがあるブラッド・ソーン。現在39歳で、ハイランダーズとの契約は今シーズン末に期限を迎えることになっており、来季も同じジャージーを着られるかどうかは不明だ。
 負傷する前の最近のインタビューでは、「来年2月に40歳になったあともトップレベルでラグビーをプレーし続けたい。でも、もし今年、自分は十分にやりきったと感じたら、やめるよ」と語っている。

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