(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
トップリーグへの再昇格を目指すHonda HEAT(トップウェストA)が、元オールブラックスのWTBホゼア・ギア(29歳)とオーストラリア代表22キャップ保持者のLO/FLヒュー・マクメニマン(30歳)を獲得した。
ホゼア・ギアは昨季まで近鉄ライナーズで活躍していたリコ・ギアの弟。2013年スーパーラグビー後にハイランダーズ(ニュージーランド)からフランスのトゥールーズに移籍していたが、わずか1シーズンでヨーロッパをあとにし、日本で新たなチャレンジを始める。
マクメニマンはクボタスピアーズに所属していたことがあり、そのときは実力を十分に発揮できなかったため、日本ラグビー界での再挑戦を楽しみにしていることだろう。現在はスーパーラグビーのウェスタン・フォースで奮闘中。2015年ワールドカップでの活躍も期待された選手だが、豪州メディアの一部には、マクメニマンはホンダと3年契約を結んだと報じたところもあり、それが本当ならば代表でのキャリアはほぼ終了、日本で全力を注ぐこととなる。
そのほか、今春の東京セブンズと香港セブンズで大活躍した7人制日本代表のWTB/FBロマノ・レメキの2014年度加入も正式発表され、NECグリーンロケッツを退団した韓国代表のPRキム・カンシク、明治大で主将を務めていたHO/NO8圓生正義、近畿大の主将だったFL/NO8小林亮太、東海大出身のWTB/FB安岡大貴、大阪体育大でプレーしていたFL/NO8川崎大翔も新戦力となる。
また、2013年度シーズンをもって退部する選手も明らかとなり、2011年ラグビーワールドカップの日本代表メンバーだったユーティリティBK上田泰平と、2009年ラグビーワールドカップ・セブンズの7人制日本代表スコッドに名を連ねたWTB末松勇喜が引退。元オーストラリア代表のFBキャメロン・シェパード、韓国代表のPRジョン・ソンウン、ニュージーランド出身のLOヘイデン・トリッグスもホンダのジャージーを脱いだ。