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小野澤と菊谷がキヤノン入り! Jr.ジャパンの宇佐美もイーグルスに

2014.04.01

 


小野澤宏時(写真左)と菊谷崇(撮影:BBM)


 キヤノンイーグルスが2人のビッグスター獲得だ。4月1日、同チームは2014年度の新加入選手を発表し、日本代表最多キャップ保持者(81キャップ)のWTB小野澤宏時(36歳)と、日本代表の前主将であるNO8菊谷崇(34歳)の入団が明らかになった。

 小野澤は先月、14年間所属したサントリーサンゴリアスを退団。トップリーグで2回(2009年度、2010年度)もリーグ戦最多トライゲッターとなり、テストマッチで世界歴代4位の55トライをマークしている最高峰フィニッシャーは、怪我に苦しんだ昨シーズンを終えたあと、現役続行の意思を明らかにしていた。
 菊谷は昨年12月からイングランドの名門サラセンズに練習生として加入し、欧州ラグビーに挑戦。12年間在籍したトヨタ自動車ヴェルブリッツを退団し、進路が注目されていた。

 イーグルスはさらに、立命館大で関西大学Aリーグ優勝を遂げた3選手、HO庭井祐輔(同大主将、元U20日本代表)、LO宇佐美和彦(2013年度ジュニア・ジャパン)、NO8嶋田直人(同大副将)を獲得。大学選手権準優勝の早稲田大からは元U20日本代表のLO芦谷勇帆とCTB藤近鉱二郎が加入し、U17日本代表の経歴を持つFB森谷直貴(法政大出身)も新戦力となる。
 外国出身選手では、元ジュニア・オールブラックスのFLカール・ロウ、スーパーラグビー(レッズ)でプレー経験を持つSOダラン・マーフィー、フランス1部リーグのビアリッツに在籍していたことがあるオーストラリア人のCTBマイケル・ボンドが加わる。

 また、2014-2015シーズンの新体制も発表され、昨季までFWコーチを務めていたゼイン・ヒルトン氏の新ヘッドコーチ就任が明らかとなった。

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