コアチーム昇格を果たした男子セブンズ日本代表の坂井克行キャプテン(撮影:松本かおり)
先週末に開催された香港セブンズで、「HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015」のコアチーム昇格を決めた男子セブンズ日本代表。そのチームのキャプテンである坂井克行が、同大会(香港セブンズ・コアチーム昇格決定大会)の「最優秀選手&最優秀フェアプレー賞」に選出された。30日の競技終了後に、大会チームホテルで開催されたポストトーナメントファンクションで表彰されたと、日本ラグビーフットボール協会が発表した。
コアチーム昇格という大きな目標を達成したあと、坂井キャプテンは「(スタジアムでの)表彰式は景色が今までの香港セブンズとは違った。これだけの大観衆のなかでプレーできたことは誇り。この舞台に立てるのも、一緒にアジアを戦ったメンバーがいたから。彼らを忘れてはならない。全員で勝ち取った優勝だと思う」とコメントしていた。
ジャパンにとって嬉しいニュースはこれだけではない。香港セブンズ2014でのコアチーム昇格決定大会で優勝したチームは、今季ワールドシリーズの残り2ラウンドに招待されることがIRB(国際ラグビーボード)で決まっていたため、セブンズジャパンは第8戦のスコットランド大会「グラスゴーセブンズ」(5月3〜4日/スコッツタウンスタジアム)と、第9戦のイングランド大会「ロンドンセブンズ」(5月10〜11日/トゥイッケナム)にも出場する。
グラスゴーセブンズの抽選会はすでに行われ、日本は、イングランド(今季ワールドシリーズの総合ランキング4位)、カナダ(同7位)、フランス(同11位)と同じプールBに入ることが決まった。