香港女子セブンズが28日に香港フットボールクラブで開催され、女子セブンズ日本選抜は4位だった。
初戦でシンガポールを36−7で圧倒し、アイルランドも27−12で下してプールDを1位で通過した女子日本選抜だったが、カップ準決勝では強豪国カナダに0−38で完敗。南アフリカとの3・4位決定戦では後半に2トライを奪ったものの、10−28で敗れた。
若手メンバーを成長させることも考えて臨んだという浅見敬子ヘッドコーチは、昨年の8位から順位を上げたことについては評価しながらも、「速いポジショニング、速いリロード、いいポジショニングからの思い切った1対1など、もっと出すことができたはず」と、自分たちがやろうとするラグビーを最後の試合、最後の時間までやり切れなかったことに対して厳しかった。
キャプテンを務めた竹内亜弥は、「これまでなかなか試合に出られなかった選手がたくさん経験を積めたことが一番の収穫。一人ひとりが前に出て仕掛けられたところがよかった。逆に、1対1でのディフェンスなどコンタクト面には大きな課題が残った。これまで自分がしてこなかったプレーを個々が伸ばしていくことが、今後の各自の課題になったと思う」とコメントした。
なお、大会はカナダが優勝。決勝でフランスを、24−0で下している。