NO8豊田真人をねぎらう和田賢一監督(撮影:松本かおり)
東芝ブレイブルーパスは27日、和田賢一監督(41歳)の勇退を発表した。同チームのWTB/FBとして活躍し、日本代表でもあった和田氏は2003年から東芝のBKコーチを務め、2011年度から監督として指揮を執っていた。過去3シーズンで優勝はなく、2013−2014シーズンのトップリーグは3位、日本選手権大会は準優勝だった。
勇退選手も明らかとなり、11年間在籍してトップリーグ21人目となるリーグ戦通算100試合出場を達成した元日本代表のFLオト ナタニエラ(35歳)や、2008年度トップリーグでリーグ戦MVP、得点王、ベストキッカー賞を受賞した元オールブラックスのSOデイビッド・ヒル(35歳)、それにCTB高山国哲(29歳/大阪・啓光学園高→関東学院大 出身)、HO高木貴裕(27歳/長崎北高→筑波大→ヤマハ発動機→)、韓国代表WTBチェ・ジェヨン(29歳)がブレイブルーパスのジャージーを脱ぐ。
同日は2014年度の新加入選手も正式発表され、全国大学選手権で5連覇を達成した帝京大からNO8李聖彰(元ジュニア・ジャパン)が東芝入り。U20日本代表の経歴を持つ法政大のPR石澤輝、東海大のFWリーダーだったHO崩光瑠、明治大のBKリーダーだったSH山口修平が新戦力となる。