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高校日本代表、U19イタリアにリベンジならず 21点リードから逆転負け 

2014.03.17

 ヨーロッパに遠征している2013年度高校日本代表は現地時間16日、イタリアのトリノでU19イタリア代表と再戦を行い、28−29で惜敗した。
 4日前の第1戦では12点差負けを喫していた高校日本代表は、リベンジを期したこの試合で序盤から躍動し、前半13分までに3連続トライを挙げて21−0と大きくリードした。しかし、U19イタリア代表はここから目を覚まし、5本連続のトライラッシュで逆転。後半35分に途中出場WTB藤井俊哉(報徳学園)がゴールラインを越え、キックも決まって1点差に迫ったが、勝利を手にすることはできなかった。

 「第1戦の手応えとして、イケるという自信があった。バックスのキック処理など小さな修正をして臨んだ」というキャプテンのWTB東川寛史(東福岡)。前半は自分たちの戦い方ができながらも、後半苦しんだことについては、「前半はみんな前に出ていてディフェンスもできていた。後半はペナルティを取られて、ボールをキープされる時間帯が多くなり、ディフェンスばかりで自分たちのアタックをやれる時間帯がなかった」と反省した。

 横田典之監督は、「前半はペースを握ることができ、21点まで積み重ねることができた。しかし、途中から反則が増えてしまったのと、相手の接点が強くなったこともあり、ペースが乱れてしまって勝ちきることができなかった」とコメント。それでも選手の健闘ぶりを評価しており、「選手たちは臆することなくプレーした。2敗してしまったが、選手たちもポジティブに捉えている。あと1試合残っているので、良いツアーになるように最後までやりきりたい」と前向きに語った。

 19日の第3戦(最終戦)では、U19フランス代表と対戦する。

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