IRB(国際ラグビーボード)3日、「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2018」の開催地に14協会が立候補していることを明らかにした。開催意志を表明したのは、アメリカ、イングランド、ウエールズ、オランダ、スコットランド、スペイン、フランス、ポルトガル、南アフリカ、ニュージーランド、フィジー、アラブ首長国連邦、シンガポール、香港。
同大会の開催計画書の提出締め切りは今年12月5日で、来年5月のIRB理事会において開催地が決まる。
ちなみに過去の開催地は、1993年の第1回大会がスコットランド(エディンバラ)で、香港(1997)、アルゼンチン(2001/マル・デル・プラタ)、香港(2005)、アラブ首長国連邦(2009/ドバイ)、ロシア(2013/モスクワ)と続いている。
ラグビーワールドカップ・セブンズは、セブンズの世界的な普及の原動力であり、2009年大会から男子24チーム、女子16チームが参加する方式となった。IRBは昨年、次回のワールドカップ・セブンズに参加する男女計40チームにとって、同大会が2020年の東京オリンピックに向けた最適の競技環境となるように、開催時期を夏季オリンピックの中間年である2018年に移すことを発表している。