オールブラックスSHの実力を見せつけたアーロン・スミス
南半球最強クラブを決めるスーパーラグビーは今週末からニュージーランドとオーストラリアでも幕を開け、日本代表(パナソニック)のSH田中史朗が所属するハイランダーズはニュージーランドダービーでブルーズと対戦し、29−21で今季第1戦に勝利した。
田中はベンチ入りしたものの、出番はなかった。
ハイランダーズは前半9分、SHアーロン・スミスがキックチャージから先制トライを奪った。12分にはCTBマラカイ・フェキトアが力走、39分にはゴール前でSHアーロン・スミスからの素早いフラットパスを受けたFBベン・スミスがインゴールに飛び込み、後半にも1トライを追加してボーナスポイントを獲得した。
ブルーズに新加入した元ラグビーリーグ(13人制)のスーパースター、SO/FBベンジー・マーシャルは後半18分から出場し、マジックハンドを披露してチーム3トライ目のきかっけを作ったが、スーパーラグビーデビュー戦を白星で飾ることはできなかった。
同じく日本代表のHO堀江翔太(パナソニック)が所属するメルボルン・レベルズは2月28日に今季初戦を迎える。また、ブランビーズに加入したSO/CTB立川理道(クボタ)は22日の第1戦のメンバーには選ばれず、日本人3人目のスーパーラグビーデビューは次戦以降に持ち越しとなった。