ラグビーリパブリック

元イングランド代表PRスティーヴンス、母国南アのシャークス入団決定

2014.02.20

MS

マット・スティーヴンス
(Photo: 2014 British Lions Ltd)

 南アフリカのシャークスは18日、イングランド代表44キャップ保持者のPRマット・スティーヴンス(31歳)と2年契約を結んだと発表した。サラセンズに在籍中のスティーヴンスがシャークスに正式加入するのは8月からで、現段階では、今年のスーパーラグビーに参戦の予定はないという。シーズン後半には国内最高峰大会のカリーカップが行われるため、南ア代表PRのヤニー・デュプレッシーやテンダイ・ムタワリラが南半球4か国対抗戦(ラグビーチャンピオンシップ)でシャークスを離れる間に活躍が期待される。
 スティーヴンスはシャークスの本拠地である南アのダーバン出身で、将来のスプリングボックス入りを嘱望されていたものの、19歳のときに渡英を決断。バースで頭角を現し、2004年6月にイングランド代表でテストマッチデビューを果たした。
 2009年にコカイン使用が発覚して2年間の資格停止処分を受けたが、コーヒーショップで働きながらトレーニングを重ね、フィールド復帰。2010−2011シーズンにサラセンズのプレミアシップ初優勝に貢献した。さらに、2011年のワールドカップにも出場し、昨年は2度目のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ入りを果たしている。
 シャークス新CEOのジョン・スミット(元南ア代表主将)とはサラセンズでチームメイトだった。

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