ラグビーリパブリック

コアチーム昇格決定戦の組分け発表 日本は難敵ウルグアイと同組

2014.02.12


昨年のワールドカップ・セブンズでボウルトロフィーを獲得したロシアも日本のライバルとなる
(Photo: IRB/Martin Seras Lima)


 



 来季セブンズワールドシリーズ(男子)の全出場権がかかるコアチーム昇格決定戦が、3月末の香港セブンズで行われる。そのプール分けがIRB(国際ラグビーボード)より発表された。


 


 アジア、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、北米・カリブ、南米の予選を勝ち抜いた12か国・地域が参加。アジアランキング1位の日本はプールGのトップシードで、クック諸島、ウルグアイ、トリニダード・トバゴと総当たり戦を行うことが決まった。試合スケジュールの詳細は未定だが、トーナメントに進めるのは8チームと仮定した場合、プール戦で2位以上に入れば確実に準々決勝進出となる。そして、ノックアウトステージを制した1チームのみがコアチームに昇格できる。


 


 難敵となりそうなのは、ロシア、ウルグアイ、ジンバブエあたりか。この3か国はそれぞれ、今季ワールドシリーズの1大会に参加しており、世界トップ15か国との厳しい戦いを経験している。3チームとも勝利をあげることはできなかったが、ウルグアイは1月下旬のラスベガスセブンズで、世界一になったことがあるサモア(現ランキング6位)と12-17の接戦を演じており、手強い相手となりそうだ。ロシアは、昨年の地元開催ワールドカップ・セブンズで日本と2回対戦し、プール戦では12-12の引き分けだったが、下位チームによるボウルトーナメント決勝では29-5でロシアが勝っている。
 さらに、アジアシリーズで日本と激闘を繰り広げてきた香港はホームで戦えるアドバンテージがあり、ヨーロッパ予選から上がってきたイタリアも侮れない。


 


 香港セブンズは3月28日に開幕する。


 



【プールE】 ロシア、ジンバブエ、チリ、バルバドス
【プールF】 香港、イタリア、チュニジア、アメリカ領サモア
【プールG】 日本、クック諸島、ウルグアイ、トリニダード・トバゴ


 

Exit mobile version