日本選手権出場をかけたワイルドカードトーナメント2回戦が8日、大阪・近鉄花園ラグビー場で行われ、ヤマハ発動機とトヨタ自動車が勝って切符を手にした。
今季トップリーグで5位だったヤマハ発動機はNEC（同8位）と対戦し、13−12で勝利。6−12で迎えた72分、NO8堀江恭佑がトライを奪い、FB五郎丸歩のゴールも決まって逆転勝ちを収めた。トヨタ自動車（今季6位）は近鉄（同10位）と対峙し、18−3で快勝。FLヘーデン・ホップグッドが2トライを奪い、堅守で相手にゴールラインを割らせなかった。
第51回日本選手権大会は2月16日に開幕。ヤマハ発動機の1回戦の相手は大学選手権準優勝校の早稲田大となり、トヨタ自動車は大学チャンピオンの帝京大と対戦する。
そのほかの1回戦は、「東芝×筑波大」「神戸製鋼×慶應義塾大」というカードになった。トップリーグのファイナルに進んだパナソニックとサントリーは、日本選手権は準決勝からの出場となる。