昨年6月にテストマッチデビューを果たし、将来の南アフリカ代表主将候補としても期待されているブルズのFL/NO8アルノ・ボタ(22歳)だが、先週土曜日に行われたストーマーズとの練習試合で膝に重傷を負い、今年のスーパーラグビー参加は絶望的となった。
ブルズは3日に精密検査の結果を発表。ボタは左膝の前十字靭帯を損傷し、少なくとも6か月間はプレーできないとの診断が下った。この若きルースFWは昨年の南ア代表デビュー2戦目(スコットランド代表戦)で同じ膝を痛めおり、約半年間のリハビリから復活したばかりだった。手術が必要で、来週火曜日にメスを入れる予定。
スーパーラグビーは2月15日に開幕し、レギュラーシーズンは7月中旬まで続くが、アルノ・ボタの参加はほぼ不可能だ。ただし、劇的に回復し、4年ぶりの優勝を狙うブルズがリーグ戦で6位以上に入ってプレーオフに進めば、7月18日(予定)から8月2日まで行われるノックアウトステージで出番があるかもしれない。