トップリーグの下位グルーブ(グループB)では、日本選手権出場を争う「ワイルドカードトーナメント」進出をかけた熱闘が繰り広げられ、すでにトーナメント参戦を決めていたクボタに続き、近鉄、リコー、豊田自動織機も切符を獲得した。
18日、トップリーグBグループのセカンドステージ最終節3試合が行われ、前節終了時にワイルドカードトーナメント進出圏内ギリギリにいたリコーはクボタを28−13で下し、総勝点を25に伸ばして“合格ライン”のB組4位以上(グループA・B全体で12位以上)が確定。豊田自動織機は自動降格回避に必死のNTTドコモに12−38で敗れ、総勝点23で終えたが、3ポイント差(総勝点20)で背後にいたNTTコミュニケーションズも近鉄に14−38で屈したため、辛うじてラスト枠を手に入れた。近鉄は負ければ入替戦出場の可能性もあったが、FB高忠伸などの活躍で5トライを奪い、ワイルドカードトーナメント進出を決めた。
グループBの上位は、1位・クボタ、2位・近鉄、3位・リコー、4位・豊田自動織機で順位確定。同組5位(全体13位)でフィニッシュしたNTTコミュニケーションズはトップリーグ残留に目標を切り替え、トップチャレンジ1(地域リーグ上位チームの昇格争い)で4位となったチームとの入替戦に臨む。
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