(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
シックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)で史上初の3連覇を目指すウエールズ代表の、スコッド32選手が14日に発表された。初選出のプレーヤーはおらず、主将のFLサム・ウォーバートンや昨年の各表彰式でスポットライトを浴びたFBリー・ハーフペニーなど、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズでも活躍した経験豊かな選手が揃った。
肩を痛めているウォーバートン主将だが、2月1日に地元ミレニアムスタジアムで行う開幕戦(対 イタリア代表)には間に合いそうだ。昨年11月の南アフリカ代表戦で胸筋を負傷したCTBジョナサン・デーヴィスもスコッド入りしたが、最初の3試合は欠場する見込み。足首の故障で年末のテストマッチシリーズは不参加だったCTBジェイミー・ロバーツは、所属するラシン・メトロの今週末の試合に出場する予定で、シックスネーションズでも活躍が期待される。先週末のトゥーロン戦で膝を痛めたカーディフのベテランPRゲスィン・ジェンキンズもメンバーに名を連ねた。
また、昨年6月の日本代表戦(大阪・近鉄花園ラグビー場)で初キャップを獲得したHOエミール・フィリップスも招集されている。
指揮を執るのはウォーレン・ガットランドHC。昨年はライオンズの準備に専念するためウエールズ代表はアシスタントコーチらに任せていたが、今年はフルタイムでレッドドラゴンを見守る。
【FW】
ポール・ジェームズ(Bath)、ゲスィン・ジェンキンズ(Cardiff)、ライアン・ベヴィントン(Ospreys)、リチャード・ヒバード(Ospreys)、 ケン・オーウェンズ(Scarlets)、 エミール・フィリップス(Scarlets)、 アダム・ジョーンズ(Ospreys)、 サムソン・リー(Scarlets)、 ロドリー・ジョーンズ(Scarlets)、 アラン・ウィン・ジョーンズ(Ospreys)、 ルーク・チャータリス(Perpignan)、 イアン・エヴァンス(Ospreys)、 アンドリュー・クームズ(Dragons)、 ライアン・ジョーンズ(Ospreys)、 ジャスティン・ティプリック(Ospreys)、 サム・ウォーバートン(Cardiff)、 トビー・ファレタウ(Dragons)、 ダン・リディエイト(Racing Metro)、 アーロン・シングラー(Scarlets)
【BK】
ロドリー・ウィリアムズ(Scarlets)、マイク・フィリップス(Racing Metro)、リーズ・ウェブ(Ospreys)、ダン・ビガー(Ospreys)、 リーズ・プリーストランド(Scarlets)、 ジェームズ・フック(Perpignan)、 ジョナサン・デーヴィス(Scarlets)、 ジェイミー・ロバーツ(Racing Metro)、 スコット・ウィリアムズ(Scarlets)、 アレックス・カスバート(Cardiff)、 ジョージ・ノース(Northampton Saints)、 リー・ハーフペニー(Cardiff)、 リアム・ウィリアムズ(Scarlets)