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クボタBK立川、スーパーラグビー挑戦は前から希望。 近日中に正式発表か

2014.01.05

tatekawa kubota

立川理道(撮影:BBM)

 日本最高峰トップリーグ(TL)のクボタに所属し、日本代表20キャップを保持するSO/CTB立川理道が南半球最高峰スーパーラグビーのブランビーズに加入すると、現地新聞で伝えられた。本人も昨年から「向こうでやってみたい」とは話しており、希望が叶う格好か。もっとも本人および周囲の関係者は、今回の報道には驚いているという。

 立川の国内所属先であるクボタは、かねてからブランビーズと友好的な関係を保っていた。定期的に同部の選手やコーチを現地に派遣し、ノウハウを吸収できる契約を結んでいた。

 本人は日本代表のツアー中だった昨年6月、同年にスーパーラグビーのハイランダーズ入りしたSH田中史朗(パナソニック)と同部屋となったことから海外への憧憬を抱き始める。それを受けてか、かつてブランビーズを率いた日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)が同チームに立川を推薦。同HCは、脳梗塞のため入院中だった10月下旬にも、クボタのトウタイ・ケフHCと個人的に会談の機会を持っていたようだ。

 立川は昨年末の取材に応じた際、「まだわからないです。来年、いいニュースが発表できるかと…」と話していた。渡航の時期、留学かプロ契約かなどの所属形態は今月6日以降に正式発表される予定だったとのことで、クボタには今回の報せを知らない選手も少なくない。

 今季のTLセカンドステージではグループBに入ったクボタは、11日、大阪・近鉄花園ラグビー場で近鉄との第6節を戦う。

(文・向風見也)

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