京都代表の桂(赤いジャージー)は岡谷工業を倒し、花園初勝利
(撮影:松本かおり)
(撮影:松本かおり)
創部60年で初出場となった桂(京都)は長野県代表の岡谷工業に苦しみながら、19−12で花園初勝利を手にした。両チームとも2トライずつ取り、12−12の同点で迎えた後半17分、桂は敵陣深くでアドバンテージをもらい、SO杉本頼亮が左前方にハイパント、バウンドしたボールをFB馬淵晃寛がしっかり押さえ、これが決勝点となった。
桂の杉本修尋監督は、「試合前はリラックスしていたが、試合が始まると同時にかたくなっているのがわかった。相手がFWで来るのはわかっていました。でも、反則でリズムを崩してしまった。これまでだったら、こういう試合は負けていた。チャレンジャーの気持ちになりきれていなかった」と反省しながらも、「次の試合(桐蔭学園戦)に向けていい糧になったと思う。私も選手たちも全国のレベルを感じて、身が引き締まった」と次戦への気持ちを口にした。
一方、同じく初めて花園の舞台に立った坂出第一(香川)は0−113で明和県央(群馬)に完敗。倉吉北(鳥取)も果敢にタックルを放ったが春日丘(愛知)の前に0−121で屈し、この冬のビッグチャレンジを終えた。
明和県央に挑んだ坂出第一(緑ジャージー)だったが、初の花園で勝利獲得はならず
(撮影:松本かおり)
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