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日本女子セブンズに新たな金の卵! 発掘プログラムで元サッカー選手が合格

2013.12.24

 「メダルポテンシャルアスリート育成システム構築事業」の一環として、『ナショナルタレント発掘・育成(NTID)プロジェクト』を実施している日本スポーツ振興センター(JSC)は12月24日、NTID第一弾「長身者×スピード×女性」プロジェクトの7人制ラグビーの合格者として、元サッカー選手の小笹知美さん(22歳)が選考されたと発表した。

 JSCは今年9月、身長170センチ以上の女性で、スピード、パワーに自信がある者をターゲットにした種目転向型の発掘プログラムを実施し、通過した3名を対象に、日本ラグビーフットボール協会とともに10月11日から12月8日にかけて2回の合宿を含む検証プログラムを行ってきた。7人制ラグビー競技やアスリートとしての適性とポテンシャルを確かめるために、戦術およびスキルを含む競技専門のトレーニング、ストレングス&コンディショニングのプログラム、アスリートとして必要な知識を学ぶ教養プログラム、フィットネステストや思考に関するアンケート等を行った結果、小笹さんが合格となった。

 小笹さんは、「NTIDに参加して、前よりも世界を目指したいという気持ちが強くなりました。ラグビーは初心者ですが、一生懸命頑張ります」とコメント。今後は、日本ラグビーフットボール協会の日本代表候補として「セブンズシニアアカデミー」に参加し、2016年リオデジャネイロオリンピックに向けてファストトラック(メダルへの最短距離)型の育成プログラムへと進んでいく。

セブンズに挑戦する小笹知美さん
(写真:JSC)

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