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大学選手権 対抗戦勢5チームとも白星発進! 関西勢では京産大が劇的勝利

2013.12.08

 第50回全国大学ラグビーフットボール選手権大会のセカンドステージが12月8日に開幕し、第1節の全8試合が東京、愛知、大阪で行われた。
 5連覇を目指す帝京大(関東大学対抗戦A 1位)はファーストステージを初めて突破した東海王者の朝日大と対戦し、16トライをあげて102−5と圧倒。昨年度、国立大学勢で史上初めて決勝進出を果たした筑波大(今季関東大学対抗戦A 4位枠)は関西2位の同志社大と初戦でぶつかり、日本代表選手でもあるWTB福岡堅樹やSH内田啓介などの活躍で、38−13と快勝した。
 関東大学リーグ戦を制した流通経済大も白星発進。後半に攻撃力を爆発させ、同リーグ所属の日本大を43−7で下した。
 しかし、関西チャンピオンの立命館大は、慶應義塾大(関東大学対抗戦A 3位枠)に22−26と惜敗。一度もリードすることなく後半30分までに16点差をつけられ、ラスト6分間で2トライを返したが、逆転劇には時間が足りなかった。
 立命、慶應と同じプールCでは、関東大学対抗戦A5位枠からのファイナルステージ進出を狙う明治大が、27−26で東海大(関東大学リーグ戦1部4位)に逆転勝利。
 プールDの京都産業大(関西大学Aリーグ3位)は中央大(関東大学リーグ戦1部2位)と対戦し、試合終了間際の猛攻でトライを奪い1点差に迫ると、FB山下楽平がゴールキックを決め、29−28で劇的勝利をつかんだ。

 セカンドステージ第2節は12月15日、最終節の試合は同22日に行われる予定で、各組の1位になったチームが準決勝に進む。

※ 勝点:勝ち=5点、引き分け=2点、負け=0点
※ BPはボーナスポイント。4トライ以上=1点、7点差以内の敗戦=1点
※ APはアドバンテージポイント。地域所属リーグ戦の1位=3点、2位=2点、3位=1点

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